仙台発:今日は楽天日和

2011年10月14日エントリー一覧

山崎武司選手という存在。

2011年10月14日 投稿者:ひらかたきょうこ カテゴリ:楽天イーグルス

先日、退団を発表した山崎武司選手。

〝大きなジャイアン〟

と称される山崎選手の【涙】


を、2度目撃したことがあります。


一度は、
あの退団会見&お立ち台の涙・・。


あと、もう一度は・・・。


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Kスタでの最終試合となった今月10日の試合後
山崎選手の周りには、
目を真っ赤にした、選手、裏方さんたちの輪が
できていました。。


今でこそ、〝熱い先輩〟として知られる山崎選手ですが
楽天に来るまでは、

「そんなタイプの選手じゃなかった」

と、話していたのを覚えています。


2005年、楽天初年度のキャンプ地久米島で
練習後、照れくさそうに鉄棒にぶら下がりながら
新人選手にアドバイスをしていた山崎選手。

確か、
守備練習に向かう前の心構えや、手のひらの豆のケアの仕方
などアドバイスしていたと思いますが、
その真意を尋ねると・・・


「俺は面倒見が良いほうじゃないんだけど、楽天というチームは
 まだ若くて歴史とか伝統とか培ったものがないから、
 長くやっている俺なんかが教えてあげられることは
 教えてあげようかなぁって・・・」

とはにかむようにして教えてくれました。


その、〝チームの歴史と伝統を作る〟〝チームを強くしたい〟


そんな思いもあって、
山崎選手は、時に厳しく、時に優しく

ロッカールームで選手を集め
    気になる選手と食事に行っては叱咤激励していたのです。



今では、
どの選手に聞いても、山崎選手との思い出や
山崎さんからもらったアドバイスなどの答えが返ってきます。


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そんな山崎選手とのエピソードで
今年、私が心に残っていることが2つあります。


一つは、
右手の薬指を、試合中のスイングで剥離骨折したあと
一軍への復帰を待って二軍で試合に出ていた頃のこと
取材に訪れた私にこんなことを話してくれました。

「デドボールでの指の骨折はあるけど、スイングでってのは
 初めて、年取ったんだな・・。
 でも、ケガで引退なんて悔しいから
 必死で治したよ。今もまだ感覚が7割程度なんだけど
 試合の中で戻していく、、。
 それでも、一本出るまでは不安だな…」

試合への、チームへの、ケガでは辞められないという
意欲を熱く語っていたのを覚えています。


そして、
もう一つは、まだ夏の暑さが残る9月上旬のこと。


前日の猛暑と打って変わってその日は曇り空・・。

「今日はシットリしてますね」

と声を掛けると、山崎選手は


「ん?あぁ。。」

と連れない返事。。


別の記者さんが、「昨日は暑かったですもんね」
と問いかけても、



「あんまり打てていないもんだから、(気候の変化に)全然気付かないよ」

と言って、練習に向かってきました。



うだるような暑さから、しっとりとした霧雨に変わっても
気付かぬほど、バッティングに集中していたんだと
本当に驚いたエピソードです。


今年の山崎選手からは、例年以上に現役への思い、
打撃への強い執念を感じた私です。



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そんな私も、プロ野球の中継&取材に携わらせて頂いて7年目。

実は・・

プロ野球を担当して、取材させて頂いて、、
本当に良かったと思えることの一つに山崎選手との出会いが
ありました。。



山崎選手の言葉一つ一つに、

「プロ野球選手としての思いと人生」


を勉強させていただきました。




年は変われど・・

「若手と一緒に練習すると身が引き締まる」
と言って、二軍スタートする久米島キャンプで
山崎選手の元を訪ねるのが、毎年の楽しみでした。。



私自身が、山崎選手から沢山のことを
学ばせていただいたと思っていますし、


ヒーローインタビューで、番組取材で
本当にファンを、私達取材陣を楽しませてくださる姿に
何度も救われました・・。



オフにお届けしている「楽天わしづかみ」の取材で
撮影させていただいた、お気に入りの一枚を
皆さんにお届けしたいと思います。



07年、オフ。
11月の山崎選手の誕生日を前に「おじさんの星☆」
を祝して贈らせていただいたケーキです。



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05年、楽天に来て1000本安打を達成した山崎選手は
ファンの皆さんの前で
「ホームの大観衆の前で決めることができて嬉しいです。
 苦労した甲斐がありました。去年辞めなくて良かった。
 野球やってて良かった。1000本安打も嬉しいけど
 これだけの声援をいただけることが野球選手として
 一番嬉しいです!」

と話していました。

だからこそ、Kスタでの最終戦。
お立ち台で、ファンの皆さんの声援を受けて

【涙】


となったのではないでしょうか・・。


あのゲームで放ったヒットで、プロ通算1781安打となりました。



2000本安打まで、あと少し。
またいずれ、大観衆の前で大記録を達成している
山崎選手の姿を見たいと、願っている私です。


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山崎選手の【涙】をみた、もう一つに機会は、、

クライマックスシリーズで日本ハムに敗れたときのこと。


ベンチで涙を流す山崎選手の姿が気になったので
あとから聞いてみると

「実は、野球で涙を流すのは高校野球の2年生以来なんだよね。
 (県大会決勝で東邦に敗れる)
 それだけ、純粋に野球に打ち込んでいたし悔しかったんでしょう・・」



と、涙の意味を教えてくれました。




その山崎選手が、退団会見で話していた
「少年野球の頃の気持ちを仙台で思い出した・・・」


この言葉につながるのではないかと私は思います。




楽天取材で、7年間。


取材スタッフともども、本当にお世話になりました。




そして、またどこかで元気ハツラツにプレーしている姿を
取材させて頂きたいと思っております。



山崎選手、本当にありがとうございました!!!!